近年は、「ソフト闇金」と言われる、対応も丁重で利息も低めの闇金業者がいます。

利息が低いといっても「トイチ」や「トサン」などではないというだけで、月1割や、2ヶ月で1割など普通に比べれば法外な利息を取られるのですが・・・

丁重な対応をしようとも、法律で定められている利息以上を取る業者はすべて闇金ですから注意が必要です。

最初は丁重に対応していても、返済が遅れるなどすると本性を現すような業者もありますので、闇金と分かったらその段階からすぐに対策が必要です。

ヤミ金は他人の弱みに付け込む

日本は、世界と比較して貧富の差が狭いと言われており、貧困層が先進国の中でも少ないのですが、リーマンショック後などに大量のリストラを敢行する企業も多数ありました。

闇金は、不景気になればなるほど、利用者が多くなりますので、生活ができないなどの人は、貸してもらう時には救世主に見えてしまうことすらあるそうです。

しかし、借りたら最後、色々な嫌がらせなどあの手この手で債務者を追い込んでいきます。

また企業経営者などは手形の支払日や決算時などには無理を承知でこのような闇金からお金を工面するような事もあるそうです。

その場は凌げてもそれからの事を考えますと絶対に手をだしてはいけません。

正規の金融業者と思っていても、少しでも変な事があれば、行政機関や法律の専門家へ相談して下さい。

ヤミ金じゃないかと思ったら

この業者は、変だ闇金じゃないかと少しでも思えば、誰かに相談する事が大切です。

普通に生活をしてきた人は、「利息制限法」や「出資法」、「貸金業法」などには縁がなく、業者がそう言っているのだから、そんなものだろうと思ってしまいます。

自己防衛のために関連法令などをしっかりと確認する事も大切です。

闇金業者と分かったら

闇金業者と分かった場合の行動は、体に危害を加えたり、家に勝手に入ってくるなどの強引な行為があれば、もちろん迷わずに警察に連絡してください。

それ以外の場合は、行政機関がやっている闇金相談窓口などに行きましょう。

これをすると、そのヤミ金業者に対しても警告を行ってくれたり、警察に対してパトロールを行うよう勧告してくれたりしてくれます。

また、根本的な解決は、専門家である弁護士さんや司法書士さんなどに相談するのが一番の近道です。

利息のみならず元本すら返す必要がなくなる場合もありますので、専門家に相談しましょう。

闇金と関わってしまうと、生活が成り立たず、精神も疲弊して最悪の場合、自殺などの選択が頭によぎる事もあるそうです。

利用している金融機関が闇金と分かれば迷わず相談に行きましょう。

当サイトでは、ヤミ金問題を扱っている弁護士や司法書士を地域別にまとめたページも公開していますので参考にしてみてください。

ヤミ金を扱う弁護士・司法書士の一覧