デリバリーと言えば、「寿司」「ピザ」などが有名ですが、融資までデリバリーしてくる闇金があります。

これは、何のためにデリバリーするのかといいますと、利用者の居住地を掴むためにあります。

引越しなどは大変ですので、家を知られてしまいますといつでも回収にいけるのが狙いです。

デリバリー金融の手口

デリバリー金融の勧誘方法は、電信柱にチラシを張ったり、ポスティングなどで勧誘して、地域に密着した狭い範囲でこのような行為を行っているのがデリバリー金融です。

他の闇金などは、回収に行く費用が高額になったりするために、電話やメールなどでの催促が主ですが、このデリバリー金融は近くに事務所やアジトを構えているため、直接回収をします。

だから、引越し以外で実質的に逃げる事は不可能です。引越し費用を払うなら、デリバリー金融に払ってしまえと思わすのがこのデリバリー金融の手口です。

勧誘の手口

即日お金が必要な人で、銀行や消費者金融に借りに行こうかなどと考えていた人などが、このようなデリバリー金融のチラシなどをみてしまうと、わずらわしい手続きや、こちらから出向かなくてもお金が借りる事が可能なら、こっちを使おうかと安易に考えてしまい、それが闇金地獄への第一歩となります。

家を知られているという事と、業者が近くにいるという事は嫌がらせがすごい事になるということです。

返済しないと、まずは玄関に「金返せ」「泥棒」などとの張り紙をされるのは序の口で、鍵穴に接着剤を入れられたり、酷い業者などは、郵便受けに猫の死骸をいれたり、消火器のつっこんで部屋を消化剤まみれにしてしまう業者も報告されています。

絶対に、手続きが簡単だとか、デリバリーしてくれるからなどの安易な考えでこのデリバリー金融を利用してはいけません。

デリバリー金融の被害にあったら

このような、デリバリー金融は事務所を持たずに携帯電話一本で営業活動を行っているところが多いです。

そのため、警察なども捕まえる事が難しいのが現状です。

相手の住所が分からないがこちらの住所が闇金に知られているとなると、不安で夜も寝ることができなくなります。

このようなデリバリー金融の被害を受けたらまずは、警察などにパトロールを増やしてもらうように要請しましょう。

また、闇金対策の専門家の弁護士さんや司法書士さんに相談しましょう。

それをする事によって、闇金業者に嫌がらせをやめさせたり、警察へパトロールを増やしてくれなどと言ってくれます。

一般人が警察に言うよりも、専門家が言うほうが警察もしっかりと動きます。一刻も早く、相談に行きましょう。

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