闇金業者の中には紹介屋と呼ばれる実際にお金は貸しませんが手数料と称して稼ぐ業者が存在します。

手口は、タブロイド夕刊紙の3行広告や、雑誌の広告などに、「誰でも、低金利で即日借りれます」などと謳い、実際に電話をしてみると、審査がありますのでなど言われ、電話で情報を根掘り葉掘り聞かれたり、来店を要求されます。

実際に店舗に行ってみると、闇金の場合もありますが、悪質なサラ金の場合もあります。

そこで審査と言って、現在の借り入れ額や、個人情報などを書かされます。

「誰でも、低金利で即日借りれます」と謳っているものの、そんなわけはなく、「審査に通りませんでした」と言われます。

無駄足だったなと帰ろうとすると、「うちでは貸せないが、貸せる業者を紹介できる」などと言われます。

そこで紹介料が必要になると言われ、例えばB社を紹介されます。

B社に行くと、そのB社は誰にでも貸す闇金ですから、借りれます。

しかし、融資を頼みに行った人は、紹介屋が紹介してくれたから融資してもらえたと勘違いし、B社からの融資の1割から3割を紹介料として紹介屋に取られる事になります。

これが紹介屋の一般の手口です。

紹介屋とB社がつながっていない場合もありますが、紹介屋とB社は裏で繋がっているのがほとんどで、それを借りてしまうとB社からのとんでもない追い込みが始まります。これは、注意しないといけません。

電話の場合

先ほどは来店時の事を書きましたが、電話の場合は、電話で個人情報を根掘り葉掘り聞かれた後、結局は融資はできないとの結果になります。

来店の際と同じように弊社では融資ができないが、貸してくれるところを紹介することは出来るなどと言われ、先払いで紹介料金を振り込ませるような闇金も存在します。

もちろん、その後B社のような、闇金を紹介されることもありますが、先払いで振り込んでしまっているので、適当に会社名を言われ、その会社に融資をお願いすると、断られるという事もあります。

当然に先払いしてしまった紹介料は帰ってくることはありません。

このようにして、紹介の仲介料金、紹介手数料などなどあの手この手でお金や利息を巻き上げようとしてきます。

紹介屋の被害にあわれた場合は、即座に弁護士事務所や司法書士事務所などの法律の専門家へ相談して下さい。

それをしておかないと紹介料どころか、闇金に高金利を取られる結果になってしまいますのでお早めに相談したほうが良いでしょう。

当サイトでは、紹介屋をはじめとしたヤミ金問題を扱っている弁護士や司法書士を地域別にまとめたページも公開していますので参考にしてみてください。

ヤミ金を扱う弁護士・司法書士の一覧