こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、壮絶な闇金被害にあった方の体験談をご紹介します。

きっかけは仕事の資金調達

自分自身も昔闇金の被害に遭いとんでもない目にあったのですが、中学時代の友人に先日会い、その友人の家族の闇金被害は更に壮絶なものでした。

自分の場合は個人での借り入れで、完全な自転車操業の状態に陥り精神を病むかと思う程の嫌がらせを受けた訳です。

ですが友人の場合は、今から4年程前に父親が不動産業を営んでおり、運転資金調達の為に法人専門の闇金から小切手を切って50万円を借りたそうです。

金利は10日で3割と言っていましたので、10日毎に利息だけで15万円1ヶ月にしたら45万円と、一ヶ月でほとんど2倍の金額を払う事になります。

闇金の利息で資金が底をつき・・・

最初の期日にはなんとか15万円を支払う事が出来たらしいのですが、2回目の期日には既に苦しくなり、他の闇金業者からまた小切手を切り20万円を借りたそうです。

その20万円も大半は最初の闇金業者の金利分として消えて行きそれから、一ヶ月も経たないうちに金利を入れる事も出来なくなり、銀行に小切手を回され不渡りとなり、翌日には、それを知った金融業者や取引先がこぞって小切手を銀行に回し2回目の不渡りを出し完全にパンクの状態となったそうです。

この時点ではまだ、その父親以外の友人家族はその事実を知らず家にいたら、いかにもその筋の人が何人も家に来て、この家を差し押さえるから今すぐ出て行けと言われたそうです。

この時に事実を知った友人家族は、まず父親へ連絡をしたそうですが、音信不通だったそうです。

闇金業者に自宅や車を差し押さえられ・・・

自宅の中の家財道具は全て持ち出され、家の中には闇金業者が居座っていて、父親の会社にも業者は来ていて事務機器等の会社内の物も全て持って行き、自家用車も会社の車も全て取られたと言っていました。

自宅も会社も鍵を交換され、張り紙がしてあって、友人家族は住む所も無い状態になり、親戚の家やホテルなどを渡り歩いて当面を凌いだとの事でした。

家族は離散して、親兄弟とも音信不通に・・・

そんな生活も長くは続かずに、一ヶ月もしないうちに一家は離散、父親は依然失踪したままで、完全に家族は崩壊したと言っていました。

その後、その友人は自立して働いて、今は部屋も借りて一人で住んでいますが、父親、母親、弟とは全然連絡が取れない状態だと言います。

いくら仕事とは言え、こんな無謀な金利と条件で借りる父親も父親ですが、借りた張本人以外にもここまで悲惨な目に遭わす闇金業者も酷すぎます。

もしも無事に完済していたとしたら、その闇金業者は幾らの利益になるのか知りませんが、被害を受けた家族の金銭的・精神的な損失は計り知れません。

こんな事は絶対にあってはならない事だと思います。

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今回の体験談は以上です。

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