近年の闇金は知恵をつけてきており、法律をしっかり勉強し悪用しようとする輩が増えてきました。

その一例がこのリース金融です。

リースと言うと、一番思い浮かべるのがレンタカーリースです。

必要な時だけ車を借りる事ができ大変便利なサービスです。

さらには、結婚式の衣装や七五三の衣装などもリースの代表的なものではないかと思います。

当然、これらのリースは値段設定が自由です。貸す側と借りる側が合意すればどれだけ高額でも違法ではありません。

これを利用するのがリース金融の悪質性の高さです。

リース金融の手口

手口は、例えばあなたの家にある机や食器などをこのリース金融が買取ます。

そして、その机や食器などを改めて、あなたに貸す契約を結びます。

買取料金が実質の融資額です。

リース料金は自由に決める事が可能ですので、利息制限法の適用外ですから、いくらでも取っていいわけです。

これが食器などなら別に無くなっても困りませんが、車や洗濯機、冷蔵庫など生活に必要な商品なら延々とリース料金を支払わなければいけません。

これがリース金融の手口です。

リース金融は警察でも対応が難しい

警察などもこのリース業者と名乗られれば、逮捕などするのが難しくなります。

リース契約ですから、じゃあ、リース辞めると言ってもこのような悪質なリース金融はやめれません。

結局は買い戻すまで、リース料金と称した高額の金利が取られる事になります。

現在は、車や家電製品だけではなく、食卓、食器棚などほとんど市場価値の無い物を買い取ってリースする業者も多いそうです。

このような、業者はまずは、融資可能ですみたいなダイレクトメールなどで近づいて来るのですが、融資を申し込むと融資は断られます。

そして、お金が必要ならば、この車を買い取るからリース料金を支払えと持ちかけてくるそうです。

しっかりとリース契約を結ぶなどと、法に触れないように対応する知能犯ですから警察などの捜査機関も厄介しているそうです。

警察は法律の中でしか動けませんので、このような事があっても、腰が重いのが実態です。

解決策は?

このようなリース金融の被害を受けたらまずは、弁護士さんや司法書士さんなどに仲介に入ってもらう事が大切です。

リースという名前の悪質な利息ですから、法律面でしっかりと対抗していかなければなりません。

場合にもよりますが、社会通念上あきらかに、高額の場合は、契約自体を取り消したり、無効にしたりする事も可能です。

近年の法律知識をつけた知能的な闇金には、やはり法律のプロである弁護士さんや司法書士さんにお願いして対抗するのが一番です。

当サイトでは、ヤミ金問題を扱っている弁護士や司法書士を地域別にまとめたページも公開していますので参考にしてみてください。

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