闇金と言われる組織は大体が個人でやっていて、ヤクザ組織が関わっていない人間がやっている事が多いのですが、このヤクザ金融は、ヤクザのシノギ(収入及び稼ぐ手段のこと)として違法経営されています。

他の闇金との違いは、額が大きいという事です。

他の闇金は小口で3万円から10万円を貸して、10日で1割から5割の金利を取るのですが、ヤクザ金融の場合は100万円単位のお金を10日で1割から2割で貸し出している事が多いです。

そのため、中小企業が狙われたり、個人事業主が狙われたりします。

さらに、このような表現がどうかとも思いますが、商品価値がある若い女性などにもこのヤクザ金融は融資を行います。

額が大きいだけに破滅するのも早く、中小企業や個人事業主の場合は、破産まで追い込まれ、破産する際のおいしいところもしっかりと持っていかれます。

さらに個人の若い女性などは、違法な風俗店で働く事を無理強いさせられたりもしますので注意が必要です。

OLさんであれば会社にばれてしまう事を恐れたり、主婦の場合などは旦那さんにばれる事を恐れるため、「会社にばらす」や「旦那にばらす」と脅されてしかたなく、風俗業などに従事させられてしまう事もあるそうです。

相手はヤクザが直営しているので、元々反社会的組織がさらに闇金という違法行為を行っているので大変怖い思いをされる方がいます。

ヤクザなどは警察に捕まると「箔がつく」などと考えて、他の闇金業者とは違って、警察をそれほど恐れないのもこのようなヤクザ金融の特徴です。

やはり、逮捕を恐れないとなると何をしでかすか分かりませんので早めに専門家への相談が必要です。

改正された暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)により「上部団体の統制下にあり、上部団体組長の指揮監督下にある者と見られており、損害賠償請求訴訟でも上部団体組長の使用者責任を認める」との判決が出るなど、立法行政司法がヤクザの壊滅に躍起になっていますが、それでもこのような闇金融を全部取り締まれていないのが現状です。

このようなヤクザ金融と関わってしまいましたら、企業なら倒産まで追い込まれますし、個人の女性なら心身ともにボロボロになるまで追い込まれてしまいます。

ヤクザ金融はお金になる事ならどのような行為も辞さない反社会的団体ですので、早期に警察の介入をしてもらう事が大事です。

さらに、損害賠償請求などを上部団体に対して行うことにより、取り立てを諦めるなども報告されていますので、法律の専門家への相談を急がなければなりません。