押し貸しと言うと聞きなれない、聞いた事がないという人もいるのではないかと思います。

簡単に言うと家に押しかけて無理やり物を買わそうとする「押し売り」の貸付バージョンです。

内容は、勝手に口座に振り込んで、高額な金利を含めて返済を要求するというモノです。

このような業者は、以前に闇金を利用した人に対してこのような押し貸しを行います。

押し貸し被害にあわないために

このような被害に合わない対策は、闇金と取引した事のある銀行口座を解約し、さらにできれば携帯電話の番号も変更しておく事が望ましいです。

また、出来れば居住地なども変更される事をお勧めします。

これは、銀行口座のみならず、現金書留にて現金を送ってくる場合もあります。

縁を切ったはずの闇金業者の方から無理やり近寄って来る悪質な手口です。

このようなお金が振り込まれた後には、すぐに「電話が掛かってきて、契約完了しました。確認下さい。」と一方的に言われます。

こちらが「そのような事を頼んでいません」と言うと「じゃあキャンセル料金を払え」などとどう考えても不当な要求をしてきます。

また電話で個人情報、例えば、氏名、住所、家族構成を聞いてくる場合などがありますが絶対にこちらの情報を闇金業者に渡してはなりません。

このような要求には一切答える必要はありません。

押し貸しされてしまったら

複数回にもわたる執拗な電話や、嫌がらせなどが行われた場合は直ちに警察に連絡してください。

また、解決するには法律の専門家、弁護士さんや司法書士さんに相談されるのが一番手っ取り早く安心です。

闇金業者は、一度顧客になった人を徹底的にカモにして、骨の髄までしゃぶりつくすのが闇金業者ですので、最初から関わるべきではありません。

また、破産などした後にお金に困ってしまっているところにこのようなお金が振り込まれますと、ついついお金を使ってしまいます。

しかし、それは絶対にしてはいけません。その少しのお金のせいで2度目の破産へまっしぐらという事もありますので、そのようなお金が振り込まれたり、書留が届いたら、すぐさま、関係各所に相談して下さい。

また、現在どうしようもない状態でこのような押し貸しがありましたら、絶対に応じてはいけません。

早い段階で、司法書士さんや弁護士さんに頼むと債務整理もできる可能性がありますので、できるだけ早く相談して下さい。

中には正規業者と思ってみたら、闇金だったという事もありますので、注意が必要です。

とりあえず、そのような押し貸しなどの被害にあえば、専門家へ相談しましょう。

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