こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、普通の金融業者を装った闇金に借金した男性の体験談をご紹介します。
競馬で作った700万円の借金
当時の年収は350万円に対して、ギャンブル依存のせいで700万円の借金をしてしまいました。
ギャンブルは競馬のみですがその中には「この情報を買えば100万は当たる」などの競馬予想会社に100万円ほどつぎ込み、あっという間に700万円の借金を作ってしまい、総量規制オーバーで、消費者金融からの融資を受けられなくなり、インターネットを駆使して、低金利の融資会社を代行し見つけ出すサイトを見つけ自身の個人情報をある程度登録しました。
その数日後、融資会社より電話があり、さらに詳しい個人情報を聞かれ、30万の融資をする代わりにまずは1万5千円を私の個人口座に振り込み、一週間後3万5千円にして一度返済いただければ30万融資をすると言われました。
初めはその担当者はとても低姿勢で親身になって相談に乗ってくれました。私は何も疑うことなく、友人および兄弟からお金を借りてでも、一週間以内に3万5千円を作ることを約束し、その場で(携帯電話越し)融資の依頼をお願いしました。
しかし電話を切った後、確かに私の個人口座に手数料を引かれた1万2千円が振り込まれてきましたが、振込主が会社名でなく個人名の振込主であった為、これは闇金ではないかと疑うようになりました。
闇金からの融資を断ろうと連絡すると・・・
後日、その融資先が最初に私に接触してきた携帯電話番号へ電話し振り込まれた1万2千円を返却するので融資をキャンセルできないか?話をしようと思い電話をかけましたが・・・
当初の携帯電話は利用不可となっており、あっという間に一週間が経とうとしたところで全く身に覚えがない携帯電話から電話があり、声の主はあの金融業者の担当者でした。
私はこの電話が繋がらなかった期間は何もしていなかったのではなく、消費者センターへ連絡し事情を説明し色々なアドバイスをいただいていました。そんな中での電話でしたので、まず相手方に金融業者の登録番号を教えていただきました。
また、携帯電話が途中で変わった理由、振込主が個人名で会社名でなかったこと、これらをぶつけて話をしたところ、闇金とは言わないものの闇金に近いものだと曖昧な回答でした。
闇金であるなら振り込まれたお金も返す必要はないと話をし、お金は返すから身を引くように話をし電話をきりました。
その後、闇金からの恐喝電話が・・・
後日(約束の一週間後)私の携帯に担当者から電話がありました。しかしその口調は当初の口調と真逆で恐喝めいた口調で「金、金、金」「振り込めよーコラー」等で煽り立ててきました。
しかし、私はそれらを録音し闇金には屈しないと拒否続けました。
しかし、そこから私の勤め先及び両親及び兄弟へ、その輩達は取り立ての電話をしてきました。私は会社に電話があった時点で会社と両親・兄弟へ全てを話しました。
その後は私だけに電話がかかってきて、闇金業者より、「これからもバンバン会社に取り立ての電話をかけてやると」脅されました。
しかし「バンバンかけてこいよ、代わりに電話番号含め全部控え、指定された口座も凍結するぞ」と言い返し電話をきりました。
幸い私の勤め先は着信番号がない場合は自動的に遮断されるようになっていた為、その後は会社に電話が来ることはありませんでした。
しかし、私の携帯電話にはわからない番号からの電話が頻繁にかかってくるようになりました。それらは、別の闇金業者のようで闇金業者間で個人情報を流通しているとのことでした。
警察にも相談したが・・・
因みに警察へ闇金業者を捕まえるように話をしましたが、警察は相談のみで全く動きません。おそらく人が死なない限り動きませんので警察に相談しても門前払いだけです。
私は消費者センターの方からの指示で動きましたが警察は何もしません。
テレビなどで闇金は暴力団の資金源の為、警察がガサ入れするみたいな映像がよくありますが、あれは、あれくらいしか事件がなく暇なんでやっているだけです。
最近のストーカー殺人事件といっしょで、警察は国民一人一人の税金でご飯をたべさせていますが、全く動きませんので注意が必要です。
この手の問題は弁護士及び司法書士へ話をすれば私の場合より簡単に解決できることをその後に知りました。
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今回の体験談は以上です。
当サイトでは、闇金被害に対応してくれる弁護士・司法書士を地域別の一覧にしていますので、そちらも参考にしてみてください。