こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、闇金などの借金で自己破産した女性の体験談をご紹介します。

旦那のせいで増えた借金

私は現在46歳女性です。大阪府堺市堺区在住です。

28歳の時に元旦那と入籍したのですが、当時元旦那には借金癖があり、既に元旦那の名前でお金を借りることができなくなっていました。

そこで、元旦那に頼まれて、消費者金融のカードを作ったら奇跡的に作れたので、それを契機に次々と借金が膨らんでいってしまいました。

債務のあて先は、消費者金融4件、闇金1件、私の親族1件のほかに、携帯料金と通販購入代金での買掛金がありました。

最終的な借入額は私が150万、元旦那が400万近くで、1回あたりの返済額は返済能力をはるかに超えていて、10万円以上ありました。

返済に行き詰まり自己破産へ・・・

当時の年収は二人合わせて200万未満でした。

借金が元で2回人工妊娠中絶をしました。中絶費用も借金でした。3回目の妊娠をしたときに、元旦那に「子供をとるなら自己破産、借金を取るなら妊娠中期での人工妊娠中絶のどちらかにしてくれ」と迫りました。

元旦那が子供を取ったため、夫婦で自己破産申請をすることになりました。

最初に当時住んでいた地域(静岡県静岡市清水区)の無料相談で弁護士を紹介してもらいました。その後、何回か弁護士さんと相談しながら、手続きをしていったのですが、弁護士費用の分割申請が通らず、パニック発作を起こしたことがあります。

弁護士さんは紹介してもらう際に指定されてしまったので、選ぶことができませんでした。弁護士費用は40万円くらいでしたが、全て元旦那に支払うよう離婚調停にかけて成立しています。

自己破産を申請した結果は・・・

私の場合、夫婦で申請したのですが、元旦那側に免責不許可事由が存在したため、手続きは難航しました。私はすんなり免責まで通りましたが、元旦那は条件付で最終的に免責まで進んだと記憶しています。

免責不許可事由は、元旦那の浪費癖で、ギャンブルや買い物のし過ぎが原因でした。

自己破産に対して思うことは、むやみに借金するものじゃないと認識させられたことと、今は他界している両親や現世で頑張っている親戚一同、周囲の支援してくださる方々や友人に対して多大なる迷惑をかけたことです。

もう二度と不要不急の借金はしないと心に誓いました。今でこそ一部銀行振り込みで決済できるようになりましたが、つい数年前までは全て現金で決済せざるを得ない状況だったので、今の状況に感謝し、再びこんな過ちを犯すことのないよう、自分自身を見つめながら、精一杯生きて生きたいと思います。

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今回の体験談は以上です。

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