こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ヤミ金被害にあった男性の体験談をご紹介します。
ギャンブルの借金で闇金へ
鹿児島市在中の男性36歳です。
ギャンブルがきっかけで消費者金融から500万円ほどの借金をしていました。
返済ができるわけもなく、どうしようと考えていたところ、闇金からメールがありました。
メールでは、「ブラックの方でも安心」「即日融資」などの言葉がつづられていましたので、ダメだとは思いながらもメールをしてみました。
すぐに返信が来て、とりあえず審査だけでもしてみませんか？という甘い言葉がありました。
消費者金融への返済にも困っていましたので、わらをもつかむ気持ちで電話をしました。
これが地獄の始まりでした。
闇金業者の審査と融資
電話をしてみると融資ができるということでした。
とりあえず1週間の期日で3万円の融資ということだったのですが、いざお金を借りるときには手数料をひくということで2.5万円の融資しか受けられませんでした。
また、全額返済するためには6万円、1週間の返済額は3万円でした。冷静に考えてみると非常におかしな話なのですが、それで手続きをしました。
電話越しにはすごく親身になっているような感じで話をしてきました。もちろん、返済は大丈夫、どうしても返済できない場合には相談してくださいということでした。
ところが、1度返済を滞納してしまったところ、違約金で1万円加算されました。
会社などに脅しの電話が来ると聞いていましたので、それを仕方なく返済をしていましたが、消費者金融にも借金がありましたので、あと数社の闇金からもお金を借りてしまいました。
闇金融業者の手口
私が引っかかってしまった闇金は特に悪徳でしたので、なかなか全額返済をさせてもらえませんでした。
変な話ですが、ほかの闇金に聞いても最悪という評判のところで、闇金の人から警察に行くように言われました。恩を売ることで自分たちが捕まることがなくなる理由からだとは思うのですが。
勝手に自分の口座にお金を振り込まれ、それを返せなどということもありました。とにかく、自分への取り立てがひどくなってきましたので、警察の生活安全課に相談に行きました。
警察からは、相手にしない、電話番号を変える、自分の口座を閉鎖することを勧められました。
ヤミ金業者からの脅し
警察の方から闇金に電話をして辞めるように注意をしましたが、その直後から職場と家族に脅しの電話がありました。
会社の上司に相談をして、自分は仕事を辞めたということにしてもらい、1週間程度で収まりました。
自分の携帯にも何度も電話がありましたが、最終的には携帯電話の番号も変えました。
いくつかの闇金からもまだ借金が残っていましたが、警察も返す必要はないということだったのでそのままにしています。
現在は居場所がばれないようにするために、SNSもしていないです。
3万円借りたお金を100万ぐらい払っていたと思いますし、全額返済にもなりませんので、闇金には手を出さない方がいいです。
そして、警察が逮捕しても返済額を持っていなかった場合には、返済もないということでした。
高い授業料だったと思い、自分なりに自分を納得させています。
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今回の体験談は以上です。
当サイトでは、闇金被害に対応してくれる弁護士・司法書士を地域別の一覧にしていますので、そちらも参考にしてみてください。
