こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ヤミ金被害にあった女性の体験談をご紹介します。

兄が闇金から借金して

40代、女、介護職、北海道室蘭市に住んでいます。

闇金からお金を借りたのは実の兄でした。兄は、北海道にいるころから父親譲りでギャンブルが好きでした。

大学を卒業後は、東京に行ったことは聞いていましたが音信不通。でも結婚して子供も生まれたことを母から聞いて安堵していました。

兄嫁とも母は連絡をよく取り合っていて、家族をもち真面目に働いている兄に胸をなでおろしていました。

でも、たびたび兄からお金を貸してほしいと連絡が入っていたようです。

家族をもち、会社に勤めていたようでしたが度々転職を繰り返していたらしく。後に転職を繰り返していた理由も会社からお金を借りていたことがわかりました。

兄嫁も子どもを抱えて仕事をして精神的にかなり参っていたようでしたが、私も結婚して家庭もあったので何もしてあげられませんでした。

母の元に闇金業者から電話が・・・

そんなある日、母の元に一本の電話があったのです。それは、いわゆる金融会社からでした。

兄にお金を貸したのに返してくれないから親が変わりに支払えと言うものです。母は、兄嫁と子どもを心配してこっそり返済をしたのです。その額は約100万円だと聞きました。

それから数か月に1回、兄は母を頼ってお金をせびるようになったのです。闇金から借りた50万円の利子の取り立てで毎月5万円を払わなければいけなかったようです。

母はカラダが丈夫ではないのに、パートに出るようになり、兄にお金を渡していました。

兄嫁に電話すると・・・

その話を聞いて兄嫁も何をしているのか!と怒り半分で電話をしたのですが、ずっと留守番電話になっていました。

ようやく兄嫁から電話がかかってきて状況を説明したら、全く兄が母にお金を無心していたことは知らなかったようでショックを受けていました。

そして実は金融会社と思われるところから嫌がらせを受けて外にも出れていないことを聞いたのです。

兄は、兄嫁がパートをして働いたお金を持ち出し、会社で働いた分も生活費としていれず、家にも帰ってきていなかったのです。

闇金業者の取り立ての手口

高圧的な態度で怒鳴り散らす電話は夜9時まで鳴りやまないし、玄関のインターホンも鳴りやまない。

子どもたちに「お父さんの友だちだから玄関をあけて」とも言ったそうです。そして兄嫁のパート先まで闇金からの嫌がらせ電話が入ってとても疲れていたようでした。

でも本当に親族にまでひどく闇金が関わってきたのは、その兄が失踪してからでした。

私の嫁ぎ先まで闇金から連絡が入るようになったのです。母が勤めていたパート先や家電。私の夫の勤め先まで闇金から嫌がらせの電話が一日に何度も入るようになりました。

嫁ぎ先の母まで心労で倒れ・・・

東京から北海道までどすを聞かせた声のヤクザのような人が来たこともあります。母は心労で倒れて入院し、嫁ぎ先からは心配と迷惑がられ、私もどうしたら良いのかわからなくなりました。

結局、嫁ぎ先からお金を貸してもらい兄の変わりに元金を支払うことで、嫌がらせはとまったのです。

でも、兄がまた性懲りもなく闇金からお金を借りてその催促が親族のもとにくるのではないかと考えると、とても怖いし、本人に返してもらってほしいと思います。

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今回の体験談は以上です。

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