こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ヤミ金被害にあった女性の体験談をご紹介します。

闇金に手を出したきっかけ・・・

43歳、女性、会社員、沖縄県豊見城市在住です。

闇金に関わったいきさつは、8年前に自己破産をしてしまい、もうそろそろカードを持てるかもしれないと感じ、インターネットから申し込みをしたのが最初の始まりです。

インターネットの文面で、書類審査に落ちても大丈夫などの甘い文句に乗ってしまったという訳です。

「あ!私でも大丈夫かも」という安堵感がありました。働いているんだし、直ぐに返せるなどという自信が、その後転落することになりました。

自己破産もして、懲りたはずなのに…なんで?とお思いかもしれません。

借りようと思ったきっかけは、生活費の為です。

給料があまりにも安くて、日々の生活を送るのに貯蓄を崩したり、模合(沖縄での貸し借り制度)からのお金をあてにしていましたが、やっぱり首も回らなくなり、借りることができる金融を探したのがきっかけです。

ヤミ金業者に連絡すると・・・

SMSから連絡を送り、最初に話した方より3万円なら借りることが出来ると言われましたが、そのうちの8000円は手数料で、結局22000円になるとのことでした。

少しでもお金になればいいと思っていたので、仕方なく受け入れることにしました。借りることができればどうでもいいと。

そんな感じで2件目20000円(12000円)、3件目15000円(8000円)と、()の分のお金を振り込んでもらいましたが、10日後に返済をしないといけないという条件でした。

1件目は無事に返済をすることはできましたが、2件目、3件目と返済が出来なくなりました。

闇金の取り立ての手口

返済が滞ると直ぐに恐ろしいくらいの電話攻撃。1時間で携帯に60件、家の電話に40件。あと弟を保証人にしていたので、弟の携帯にも電話が鳴りっぱなしという状況が続きました。

闇金の方の声は、暴言を吐き散らす。「金返さないかコラ!」とか「すぐに振り込みにいけよ。約束は守らないのか!」などという罵声。

死ねばどうにかなるかなと思いました。親や弟は直ぐに警察署へ向かいましたが、闇金からの連絡が収まらず、しまいにはピザが大量に届いたりしました。

闇金の取り立てを解決した方法

闇金からの嫌がらせや連絡が止まったのは、闇金専門の弁護士事務所に申し込みをし、着手金を支払った後、ピタっと止まりました。

着手金は1件につき5万円でした。3件で総額15万円でした。これも直ぐには払えないので、分割払いにしてもらいました。

やっと支払いが終わり、ほっとしていますが、周囲からの信頼が全く無くなりました。

借金は人を蝕んでしまいます。そして闇金など最低です。利用した私も悪いですが、世の中の甘い誘いもたくさんあります。

安易な誘いに乗らず、真剣に生きていければ幸せになれます。

この体験談を読んで、1人でも多くの方が踏みとどまることを願っています。

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今回の体験談は以上です。

当サイトでは、闇金被害に対応してくれる弁護士・司法書士を地域別の一覧にしていますので、そちらも参考にしてみてください。

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