こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、会社の同僚にお金を貸した男性からの体験談をご紹介します。

友人から突然の借金申込み

私は45歳で会社員をしていますが、勤務暦も長いのでその間に同僚も多く出来ましたし、気の許せる親友も少なからず出来ました。

その中でも特に仲が良くて何でも気軽に話せる同僚が居たのですが、プライベートの話もしていましたし、悩み事でも気軽に話せる関係で、夜中まで何時間でも話を聞いてくれる間柄でした。

それぐらい気を許せる友人だったのですが、ある日突然、お金を貸してくれないかと言ってこられました。

よほど困っている様子でしたので金額を聞いてみますと、5万円を貸して欲しいと言う事でした。

友人でもありますし、貸してあげる事に抵抗は無かったのですが、私にも生活がありましたし5万円はきつかったので、それはちょっと厳しいと伝えると、4万円、3万円、2万円と要求額が少なくなって来て、最終的には1万円を貸してあげる事にしました。

今から思うと始めに高額をお願いして段々と値下げをしてくるのが、一つの手だったと思います。

そして、いつ返してくれるのかと言う話になったのですが、次の給料日に必ず返してくれると言う事だったので安心をしていました。

給料日になっても返済しない友人

ですが、給料日になっても返してくれる様子は一向にありませんでしたし、いつか返してくれると思っていたので黙っていましたが、忘れているのでは無いかと思い、何か忘れていない、と聞きました。

すると何の事と、と聞き返され、当の本人は忘れているようでした。それで貸した金の事を伝えると、思い出したように謝って来ました。

返してくれると思いましたが、今持ち合わせが無いので次の給料日に返すと言われ、仕方が無いなと思いつつ次の給料日まで待っていました。

ですが当日になると、この次と言われ伸ばし伸ばしにされてしまいました。最終的には返していただきましたが、1年という月日が流れていました。

貸している側としては忘れる事ができないですし、信用をして貸しているので、その気持ちは分かって欲しかったです。

またも借金を申込まれ・・・

その後しばらくして、またお金を貸して欲しいと言われたのですが、本当に困った様子だったので理由を聞いてみますと、結婚をして子供が生まれ費用が掛かるので30万を貸してくれと言われました。

確かに困る気持ちは分かりますし30万と言えば大金です。貸してあげれない事は無いのですが、前回の一万円を返すのに一年も掛かったのですから信頼度としても薄いです。

結局、次のボーナスで返すと言われたので、信用をして30万を貸す事にしました。友人も感謝をしており頭が上がらないと言われました。

その後、ボーナスの月になっても返してくれずに、やっぱり適当な人だと思いましたし、薄々そんな事だろうと感じていたので信頼度は半減をして行きました。

ですが、貸した物は返して頂かないと気が治まらないので、こちらの生活の事情も説明しながら話をした所、余裕のある時だけ月、数万ずつ返すと言う事で話を付けました。

その後の返済は・・・

その後、数ヶ月単位で、一万円、2万円、時には5千円と返して頂きましたが、残り5万円と言う時に彼が会社を辞めてしまい、落ち着いたら連絡をするという言葉と共に私の目の前から姿を消してしまいました。

あれから10年以上経ちますが、時間が経過をしたので残りの5万円の事は、どうでも良いです。それよりも信頼をして貸したのに簡単に人を裏切る心が許せないのです。

友人だと思っていましたし、困っているのを助けたい一心で無理して出した気持ちを分かっていないですし、信頼をしていた分、心の傷が大きいです。

おかげで私の人生に置いて、お金の貸し借りには慎重になり、金銭の貸し借りは控えるようになりました。